パナソニックの創業者松下幸之助さんの言葉
私は、地元の短大を卒業して最初に就職したのが
パナソニック(当時:松下電器産業株式会社)で
それから、26年間勤務しました。
社会人として育ててくださった会社なので
今でもパナソニックでのご縁には感謝しかありません。
今日は、そのパナソニック創業者
松下幸之助さんの言葉をお贈りいたします。
縁あって
袖振り合うも多生の縁
という古いことわざがあるが、
人と人とのつながりほど不思議なものはない。
その人が、その会社に入らなかったならば、
その人とはこの世で永遠に知り合うこともなかっただろう。
考えてみれば人びとは大きな運命の中で、
縁の糸であやつられているとも思える。
こうしたことを思うと、人と人とのつながりというものは、
個人の意志や考えで簡単に切れるものではなく、
もっともっと次元の高いものに左右されているようである。
であるとすれば、お互いにこの世の中における
人間関係をもう少し大事にしたいし、
もう少しありがたいものと考えたい。
(出典:PHP研究所)
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縁起
私が最も大切にしている師匠(苫米地博士)の教えの一つに
『縁起』という言葉があります。
簡単にいうと、私という個人は
一人で成り立つものは何もなく
全てが関係性(ご縁)の中で成り立っている(存在している)
あの時のご縁がなければ、ここに辿り着けなかったし
あの時の出会いがあったからこそ、今の◎◎がある
みたいに思うと・・
自分という存在は全ての関係性の中心点にすぎない
と思えます。
その関係性を紐解いていくと
全てが必然で必要。
過去、現在、未来含め
全ての関係性・縁起に対する感謝の気持ちが湧いてきます。
『縁起』は、元々は
お釈迦様が悟りを開いた時に解いた教え。
そこから代々受け継がれ
歴史に名を刻んだ松下幸之助さんなどの
先人たちはこの大切な教えを今に伝え続けられたからこそ
今、こうして私たちはその教えを取り入れることができている。
ということは、お釈迦様も、松下幸之助さんも
時空を超えて、今現在も私たちとの関係性の一部として存在している
そう考えると
何だかとってもお釈迦様に守られて応援されている気がして
すごく安心しますし、勇気づけられます。